家出人探しにおいて、本人が「どこそこに住んでいるらしい・・・」というような情報が得られた場合、その地域内の不動産会社をまずあたってみるのも一つの方法です。
最近は、ネットで部屋探しということも一般的になってきましたので、実際に不動産屋を何件も訪問し探し回るということもしていない場合もあるかと思います。
ただ、物件を見せてもらったり、契約する際には実際に地元の不動産会社に訪れている場合もあります。
また、その地域の物件を他地域の不動産会社が管理していて、その他地域の不動産会社から物件の紹介を受けるということもあります。
従いまして、その特定の地域内の不動産会社だけでは空振りに終わる可能性もありますが、少なくともまずはその地域内の不動産会社をピックアップしあたってみましょう。
もちろん、家出人が部屋を探しに来たというだけで、その店舗で契約はしていないかもしれませんが、それでも来店したというだけで、地域の限定に役立ちますし、その時の様子や同行者がいなかったかどうかなどを聞き出せる場合もあります。
また、来店すれば、店舗で用意しているアンケート用紙にどういう条件の部屋を探しているのかという質問と同時に、氏名や現住所等の個人情報も記入させられる店舗もありますので、もしそうしたアンケートが残っていれば、その他にもいろいろな情報が得られる可能性もあります。
ただし、ここでも同様に個人情報は一切洩らせないということで、聞き込みを行っても答えてくれない店舗もあることかと思います。
しかし、不動産会社も個人でやっているような小さな地元の店舗などもありますので、場合によっては教えてくれる可能性もあるかと思います。
またチェーン展開しているような大きな不動産会社でも、事情を話し、家出人の家族であることを証明しつつできるだけ協力してくれるよう頼んでみましょう。